あまりに暇すぎて、ThinkTraderという検証ソフトで遊んでいたら、FXの転換チャートパターンの一つ、ウェッジが出て来たので、シェアしたいと思います。
検証ソフトとして、ForexTester2,3,4とアップデートして持っているんですけど、基本はMacを使っているので、Win使うのが面倒臭いんですよね。で、ThinkTraderで適当に遊んでいました笑
さて、EURUSDの4時間足です。実際に検証してたので、獲得pipsとか負けpipsとか表示されててすみません笑
現在の状況をあなたはどう見る?

あ、週足トレンドラインって書いてあるけど、週足上昇チャネルの間違いですね笑
状況としては…
4時間足レベルで、エリオット3波で週足上昇チャネルをブレイク→調整4波がどこまで戻るかと思ったら、4時間レベルでの3波のほぼ38.2戻りで下落→5波が不調で、ほぼほぼ安値更新出来ず、MACDはダイバージェンス。
①②③で引いたフィボナッチエクスパンションで割り出されたFE161.8には到達せずに上昇。
この状況で、あなたは次の値動きをどう予想しますか?
僕はウェッジかもな?と予想しました。

ここからもうちょい下落して、5点目をつけてから上昇?と予想。
ウェッジってどこでエントリーするの?
ウェッジは、2つの角度の違うラインに挟まれた状態です。
下降中のウェッジは、安値同士をつないだ線の角度が、高値同士をつないだ線より角度が鈍化しています。上昇中であれば、逆です。
では続きを見てみましょう。

青の①③の延長線上の⑤で反発上昇し始めました。このチャートは4時間足ですが、今まさに15分足のMACDがゴールデンクロスしたところです。
じゃあどこでエントリーするの?ってことなんですが、青②と④をつないだ線をブレイクしたら、エントリーじゃないの?って思うかもしれません。
違います。ブレイク前からエントリーします。
いい位置でエントリーしたい!という場合は、5点目をつけて、上昇し始めたらすぐ。
もっと手堅く行く場合は、 15分足や5分足のMACDの反転を待つ、1本前のローソク足の高値をブレイクする、など人それぞれの基準でいいでしょう。正解はありません。
今回のように、15分足MACDの反転を待っていると、青⑤から結構上昇してしまったので、ストップは当然⑤の下なので、70pip以上とらないとダメかもしれませんね。。まあポジション数を調整すれば、問題ないでしょう。
ウェッジの利確目標はどこ?
で、ここで買いエントリーするとして、利確目標、イグジットポイントはどこか?
それは、青①と④をつないだラインにタッチするまでです。この青①と④のラインをウォルフラインといいます。
この後の値動きです。

見事にウォルフラインまで到達していますね。
まとめ
- ウェッジは2つの角度の違うラインに挟まれたチャートパターン。
- 下降中のウェッジは、安値同士をつないだ線の角度が、高値同士をつないだ線より角度が鈍化している状態。上昇中であれば逆。
- MACDはダイバージェンスを起こしているのがよい
- エントリーは②④を結んだラインをブレイクしてからではなく、その手前から。
- 利確は①④をつないだウォルフラインタッチ。
上のチャートのウェッジは、トレンドの終盤で出て来たウェッジのパターンで、エントリーするなら逆張りになります。
僕は最近逆張りが嫌になってきたので、ThinkTraderをいじっている時でも、このウェッジのチャートパターンではエントリーしませんでしたが、いい学びになるかもなと思い、シェアしてみました。
今週の頭に、AUDCHFで押し目買いの時にウェッジのパターンが出て来たので、そこでは順張りなので、エントリーしています。こちらに書いてありますので、よかったらご覧ください。
ではまた。