週足レベルでの戻り売りに使う時間足は?

先週金曜日に、NZDUSDが週足レベルの波のフィボナッチ(FR)61.8まで戻ってきたので戻り売りをしてみました。

転換後の押し目買いや戻り売りは鉄板

僕は普段、日足や週足の波を確認しつつ、4時間足をベースに見ていることが多いです。

好きなエントリーパターンは、4時間レベルでのチャネルや、押し安値もしくは戻り高値ブレイク後の3波狙いです。

転換からの3波が一番伸びる可能性が高いからです。

実際にエントリーする時には、狙うべきゾーンに来たら、15分足のMACDを見て、エントリーします。

でも今回は、週足レベルでの戻り売りなので、15分レベルのMACDもデッドクロスとかではダマシに合う可能性もあるかもなあと思っていました。

週足という大きい時間足の戻りを狙うのですから、15分足をエントリーとして使うには短すぎるかも?ということです。

なので、狙うべきプライス=FR50〜61.8まで戻ってきたら、1時間足のMACDの反転が出るのを待ちました。

週足と日足の整合性に悩む

ではエントリー時の週足チャートを見てみましょう。

週足レベルではまだ押し安値をブレイクはしていないのですが 、赤のトレンドラインと、EMA 20(青のMA)をブレイクしています。

押し安値のブレイクが週足レベルでのダウ転換となりますが、そこまで待っていると、大変なことになりますw 1年間ブレイクしないかもしれないしねw

トレンドラインやEMA20を下にブレイクした、という事実はありますので、ダウ転換前ではありますが、戻り売りをねらいました。

とはいえ、日足レベルでの下落のトレンドライン(青線)を上にブレイクしてしまったので、 上目線とも考えられます。

実際に、僕は日足レベルでの下落のトレンドラインをブレイク後、エリオット3波狙いで押し目買いを一度行っています。こちらの記事に書いてありますのでよかったらどうぞ。

このまま上方向で見ていくのか、週足レベルでの戻り売りを狙うのか。

うーむ悩ましいですね。

チャートを見てみると、日足レベルでの戻り高値と週足レベルの波のフィボナッチ61.8がほぼ同じようなプライスなんですね。

ここをブレイクしない限りは、ダウ的には日足レベルでも売り目線です。

なので、日足の戻り高値を完全にブレイクせずに、下落するようあれば売ろうかなと思っていました。

さて、実際にそのポイントに上昇してきました。

日足レベルでの戻り高値と週足レベルの波のFR61.8を軽くブレイクはしたものの、その後下落開始。

その場でエントリーはせずに、1時間足の MACDもデッドクロスを待ち、その1時間足の下落の波に対しての半値ぐらいまで戻ったところで売ろうと考えました。

一旦半値にギリギリ届かないところで再下落をしてしまいまして、どうしようかなと思いましたが、その後少し安値を更新した後にもう一度戻ってきました。

直近高値から、その安値を更新したところまでの値幅までの、ちょうど半値まで戻ってきたので売りエントリーを行いました。

ストップは30pips、ターゲット1は倍の60pipsを設定しました。

ターゲット2は日足EMA20の少し手前、 ターゲット3は週足 EMA 20の手前、かつ上昇トレンドライン手前を考えていました。

その後の動きを見てみましょう。

少し揉み合って建値直前まで戻り、ダメかなーと思いましたが、その後、急落。

ターゲット1、2に一気に到達しました。それぞれ60pips、90pips。

あとは週明けどうなるか、ですね。

まとめ

今回週足レベルの戻り売りに対して、執行時間足として1時間足を採用しました。

これでもまだ短い、4時間レベルでの転換を待たないと!という意見もあろうかと思います。

確かに金曜日の段階で、NZDUSDは4時間レベルでの押し安値をブレイクしてクローズしているので、それまでの下落に対してFRを引いて、安心して戻り売りを仕掛ける、という考え方もあります。

早ければ騙される、待ちすぎると既に良いプライスではない…

正解はありません。

それぞれが統計を取り、腹をくくって、エントリーするしかありません。

どちらにせよリスクリワードをしっかりしておけば、痛手にはならないはずですので、そこだけ気をつけて、エイッ!とエントリーしましょう。

そう考えると、リスクリワード1:1のトレードでは、僕は最終的に負けていくと思っていますけどね。。

そのあたりはまた改めて。

あ、4月は獲得pipsとしては、486.32pipsでした(たぶん)。

ですが、玉を基準として、例えば半分の玉は獲得pipsも半分と考えるなら、118.195pipsでした。

なかなか痺れる相場で、一気に上げたり下げたりと、僕のやり方にはなかなか難しい相場でした。

ショボめの獲得pipsですが、プラスで終えられてよかったです。

5月も粛々とやっていきます。