鉄板の戻り売り手法と利確設定、微調整

先日USDJPYを売りエントリーして、3/4の玉までは利確となりました。

週明けにどういう動きになるのか注目ですが、改めてエントリーと利確について、振り返っておきたいと思います。

半値戻しで一度売って損切り

4月末に一度売っていたのですが、損切りになっています。それをまず振り返ります。

日足チャートです。

結構長いこと上昇が続いていたUSDJPY。

上昇の起点となったチャート真ん中の下端の赤い波に、フィボナッチエクスパンションを引くと、FE423.6が算出されます。

ほぼFE423.6を達成してから、めちゃめちゃ売られ、日足の押し安値も黒いトレンドラインも下にブレイク。

押し安値もトレンドラインもブレイクしていますので、自信を持って戻り売りを待てますね

では、その戻り売りの方法とは?

下落の波にフィボナッチリトレースメント(FR)を引き、FR50から61.8での戻り売りですね。

で、まさにFR50地点までプライスが上がって来ました。その時の1時間足はこちら。

FR50ドンピシャで反応し、下落、MACDもデッドクロスしました。

この時間は夜中だったので、入れていないですけどね。

翌朝チャートを見てみました。

FR50から下落した波に、さらにFRを引くと、61.8まで上がって来てから、下落。

これを見て、売りました。

まとめると、日足レベルの下落の波のFR50から下落→その下落の波のさらにFR61.8で売り、ということですねw

結果は…損切りですw

32pips×2です。仕方ありません。

フィボ61.8からの絶好の戻り売りポイントを見逃す

損切りにはなったものの、FR61.8あたりまで上がって来たら、また売りたいなあと思っていました。

結果的にはFR61.8ドンピシャで下落したのですが、思いっきり見逃し。。

4時間足で上昇3波が形成されていて、FE61.8に到達済み。チャートには書いてないですが、ここはFE76.4の箇所です。

そして、日足の下落に対してのFR61.8に到達→下落開始。

ここは売るでしょう、普通w。でも見逃してました…。

仕方ないので、FR61.8からの下落の波に対して、さらにFRを引いて、50か61.8から売る作戦に変更しました。

どういう時にエリオット波動3波を狙うか?

日足の下落の波のFR61.8から売られ、見逃したものの、そこから売られた波のおかげで、4時間足上昇トレンドラインもしっかり下方にブレイク

これで4時間足レベルでも自信を持って戻り売りをすることができます

どこかの記事にも書いたかもしれませんが、

僕が3波狙いとしての押し目買いや戻り売りを検討するのは、

  • 押し安値(戻り高値)をブレイクした後
  • チャネルをブレイクした後

です。

基本は日足であれ、4時間足であれ、一緒です。

ダウ的には押し安値(戻り高値)のブレイクをもって、トレンド転換とするんでしょうけど、最後に押し(戻り)をつけないで伸びていった場合、押し安値(戻り高値)がはるか遠い位置にあることもありますからね。

そこまで待たないとダメなの?ってことになります。

なので、チャネルブレイクでもいいんじゃないかな?と思っています。

あと、そんなにはやらないですが、ダブルトップ(ボトム)のネックラインブレイクからの押しや戻りを狙うこともあります。でもこれは、状況によってかなあ。

最初にも書きましたが、押し安値(戻り高値)も、チャネルもブレイクしているなら、自信を持ってエントリーを待ちましょう。

少し話が逸れましたが、チャートを見てみます。

本来狙っていたのは、赤の日足の波のFR61.8での売り。

それを見逃したので、青の上昇トレンドトレンドラインブレイクした波のFR50か61.8での売り。

つまり、4時間足レベルの戻り売りです。

4時間足レベルでの戻り売りになったので、最終的な執行時間足として、15分足を見ていました。

FR50のところでも落ちて来そうだったのですが、デッドクロスしないので、待っていたら、上昇。

結果的に、FR61.8まで上昇してから下落→MACDデッドクロスで売りエントリーでした。あれ?結果いつも通りw

利確目標はフィボナッチエクスパンションで設定

ストップは最初30pipsかなと思いましたが、最終的には27pipsくらいにしたと思います。

よって、ターゲット1はリスクリワード1:2となる54pips。

残りの玉の利確設定は、下のチャートを見てください。

右端の①②③でエクスパンションを引いて、FE100の手前にターゲット2、FEFE161.8の手前にターゲット3を設定しました。

ちなみに売ったのは③の箇所ですね。

で、その後動きはというと…?

雇用統計まで動きが悪く、もみ合いましたが、最終的には下落しました。

ターゲット1は54pipsにしていたのですが、日足のEMA20が時間経過により、上がって来てしまったので、日足EMA20の手前で利確、42pips。

ターゲット2はFE100の手前のままで、61pipsで利確。

一気に達成となりました。

しかし、ターゲット3の2pip手前で折り返し。。とほほ。

チャネルを引きなおして利確設定を修正

僕は下降チャネルの場合、下落の起点の高値→戻り高値にトレンドラインを引き、それと平行に最初の安値からラインを引くことで、チャネルを描きます

ですが、今回の場合、揉み合ってしまい、チャネルの上限を超えて行ってしまったので、そのチャネルは機能しません。

なので、チャネルを消していました。

ただ、ターゲット3の2pip手前で折り返した後に、上のチャートに描いた赤いチャネルがどうも機能してそうだ、ということが分かりました。

そこで、ターゲット3をさらに半分に分割し、ターゲット3はチャネル下限、ターゲット4は以前のターゲット3と同じFE161.8の手前に設定変更。

その後、なんとかターゲット3は到達し、82pips。

残るはターゲット4だけとなりました。

まとめ

1波の終点安値と、FR61.8からの下落に対しての半値が一致していて、既に一度テストしています。

青丸のところですね。

もしこの青丸を上抜き、さらに今回の下落に対してのFR 61.8を超える場合には、切った方がいいかもしれません。

あ、全然話違うんですが、批判を恐れずに言うと、指標とかって関係ないと思うんですよね。

振り幅は確かにあって、スキャルしてる人とか、ストップも利幅も少ない場合はキツイとは思うんですが、結局テクニカル通りに動いていると僕は思います。

って今回の雇用統計で、僕もストップ27だったわけだし、狩られてもおかしくないレベルですよね?

でも結局、テクニカル通り動いてるんですよ。偉そうにすみませんw

では、今回のエントリーや利確設定についてのまとめです。

  • 時間足に関わらず、FR50から61.8での戻り売り、押し目買いを狙う
  • 損切りになっても、まだシナリオが継続しているならば、躊躇せずエントリーする
  • 見ている波によって、執行時間軸は変える。週足レベルなら1時間足とか4時間を見て、タイミングを図るべきだし、4時間レベルであれば15分足でタイミングを図る
  • FEの他に、MAやチャネルを元にターゲットを設定している場合は、時間経過と共に微調整する必要がある

特に最後の微調整は大事ですね。

僕は先週、4月末からエントリーしていたNZDUSDの利確設定の微調整を忘れて、150pipsを取り損ね、最終的に80pipsくらいの利益に減らしてしまいました。。

皆さんはそのようなことがないようにして下さいね。

長くなりましたので、この辺で。

引き続き粛々とトレードしていきましょう。