トレードでは、トレンドに乗ることが大事である、トレンドに逆らわないことが大事である、とよく言われます。
でも、トレンド方向に向かって、ちゃんとトレードしてるのに、なぜか勝てない…
あなたはそんな悩みをかかえていませんか?
トレンドフォローをしていい場面か、ダメな場面か、を判断する方法
実は、トレンド方向にトレードしていい場面と、ダメな場合があるんです。
だから、トレンド方向にトレードしても、勝てない、ということが起きてしまうのです。
では、トレンド方向にトレードしていい場面と、ダメな場面とは、一体どうしたら分かるのでしょうか?
僕の場合、「現在のプライスが移動平均線の近くにあるのか、それとも乖離があるのか?」を確認することで、トレンドフォローをするのか、しないのか、そして、逆張りをするのか、しないのか、を判断しています。
簡単すぎるだろ!そんなことで分かるなら、苦労しない!と怒られそうですね笑
仕組みは単純で、プライスと移動平均線が近くにある場合は、プライスは移動平均線から離れていく習性があり、逆に乖離がある場合、移動平均線に一旦戻る習性を利用しているだけなんですけどね。
トレンドフォローは必ず移動平均線の近くで!
もし、移動平均線の近くにプライスがあるなら、押し目買いや、戻り売りを検討してもよい場面、つまりトレンドフォローによるトレードを検討してもよい可能性があります。
移動平均線との距離だけでなく、フィボナッチリトレースメントを使って、どのくらい今戻ってきているのか?は確認する必要はありますが、そちらはまた改めて。
逆に、移動平均線と乖離がある場合は、トレンドの方向にトレードをしてはいけません。
上にも書いたように、プライスと移動平均線に乖離がある場合、移動平均線に一旦戻る習性があります。
乖離がある状態でトレンド方向にエントリーしてしまった場合は、そのままトレンド方向に進むことは稀で、多くの場合は、押しや戻りが入ります。ストップに狩られることが多くなります。
だから、トレンド方向に向かってトレードしているのに、負けてしまうのです。
なので、移動平均線から乖離した状態で、トレンド方向にトレードするのはやめましょう。
トレードそのものを休むという選択肢もありますし、もしくは場所によっては、逆張りトレードをして、押しや戻りそのものの波を取りに行くこともできます。
逆張りしてみたいけれど、どこで逆張りをしていいかわからない…その気持ちよく分かります。
移動平均と乖離があるからと言って、どこでも逆張りをしていい訳ではありません。
今後、どこでなら逆張りをしていいのか?という話もしていきましょう。